いつもお世話になっております。
大日印刷株式会社の藤田でございます。
突然ですが、皆様は絵本を読んだことはありますか?絵本と聞くと、子供向けのコンテンツだと思われがちなのですが、実は大人向けの絵本というものも人気だそうです。検索してみると、2020年にはあのゲーム会社最大手の「任天堂」が会社案内に絵本を取り入れ、絵本が注目されるきっかけとなりました。
弊社でも絵本の作成をご依頼いただくことがあります。そこで本日は絵本の作り方と予算に合わせたおすすめの製本方法をご教示いたします!
絵本って気軽に作れるの?
自費出版で自叙伝やエッセイ本を発行されるお客様もいらっしゃいますが、同じように絵本も自費出版が可能です。配布するだけでなく、実際に書店やネット通販を行う際のバーコード発行まで弊社では行っております。印刷会社によっては100部以上でないと制作ができないこともありますが、1部からでも作れる印刷会社もございますので探してみてもよいかもしれません。ちなみに弊社では1部から絵本のおつくりが可能です!絵本でよくつかわれる製本は大きく分けて3種類ほどになります。
王道の絵本といえばこの形「上製本」
まず一番よくみられる製本、「上製本」です。こちらの上製本は表紙や背の部分が硬いハードカバーの絵本で、書店などでも多くの絵本がこの「上製本」です。やはりカバーがしっかりしているため、高級感があり、仕上がりも非常にきれいです。記念に残したい!というお客様にはこちらがおすすめです。デメリットはやはりお値段がほかの製本よりもお高くなりがちなこと。しかしながら納得のいくデザインになること間違いなし!の製本です。
ちょうどいい「無線綴じ」
無線綴じは上製本よりも少しカバーのクオリティが変わりますが、丈夫なうえ針金も使わないのでお子様も安心して使用できます。お値段は上製本よりすこし安価になるといわれています。表紙は柔らかいカバーになりますが、選ぶ紙によってはかなり手の込んだ冊子にすることも可能です。背の部分に文字を入れることもできるので、本棚に保管する際にも様になります。
安価に製本するなら「中綴じ」
3つの製本のうち、一番安価に製本できるのが中綴じです。中綴じはページの真ん中あたりにホッチキスのような針金で止められている製本方法です。メリットは安価なため手軽に制作しやすい点。真ん中の見開きページはしっかりページが開くので、イラストが見やすくなっています。しかし、針金を使う製本方法のため、お子様の安全を考えると針金の長さなどを気にする必要があります。(実は針金は製本会社によって長さが違うのです。)中には、針金を使わずに中綴じ製本ができる会社様もございますので、いろいろ探してみると面白いかもしれません。
印刷会社社員が選ぶなら・・・?
製本方法をお任せいただけるのであれば、私もほかの社員も「上製本」もしくは「無線綴じ」のどちらかを予算に合わせてご提案すると思います。せっかく記念として作るのであれば、保管がしやすく丈夫で、本棚に飾っても見栄えが良い冊子にしたいと感じるのではないでしょうか。HP内の実績ページにて過去に大日印刷が担当した絵本がございますので、よろしければご覧いただけますと幸いです!